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◆ 研究課題

エチレングリコールから揮発して生じる臭気の除去方法について、実験装置による脱臭効果を評価する。

◆ 実験方法

エチレングリコールを三角フラスコに入れ、湯煎加熱した状態で空気をバブリングすることにより臭気を強制揮発させて臭気濃度を測定する。
その臭気を別の三角フラスコに供給し、水中バブリングさせることによる脱臭効果を確認する。
さらにオゾンを供給してバブリングすることにより脱臭効果がどれだけ向上するかを確認する。
脱臭効果の測定については、ニオイセンサーと官能試験により実施する。

エチレングリコールの脱臭実験

◆ 実験結果

◆ 結論

エチレングリコールから発生する臭気は水吸着しやすく、水中バブリングで70％の脱臭効果を確認した。さらにオゾンを供給することにより、88％まで脱臭効果の改善が確認できた。

◆ 考察

オゾンを臭気に混入させて水中バブリングさせることで得られる脱臭効果については、当社のアクアオゾンシステムと同等の脱臭効果となるため、当社技術によりエチレングリコールを含む排気に対しては90％の脱臭効果を達成できる可能性が高いと判断する。