植物のぬめり成分をオゾンで分解除去
◆ 実験課題
ポトスの植物繊維抽出時に発生するぬめり成分に対してオゾン水洗浄による除去効果を評価する。
◆ 実験方法
・実験試料(植物茎)を約2ppmのオゾン水に浸して1時間放置する
試料は茎を繊維方向に半分にカットした試料Aと、それをハンマーで砕き少し繊維状にした
試料Bの2種類をオゾン水に浸した
・1時間後に試料を取り出して表面を指でさすってぬめりを確認する
・加えて両試料をハンマーで砕いて繊維を細かくして指でさすってぬめりを確認する
脱臭実験設備


◆ 実験結果
| オゾン水処理直後 | 試料を砕いた後 | 備 考 | |
| 試料A | 緑の表皮部分に ぬめりが少し残る |
繊維を細かくしたことで 内部のぬめりが発生した |
茎の内部に ぬめり成分が残る |
| 試料B | ほとんどぬめりは 感じられない |
繊維を細かくしても ぬめりは感じない |
繊維内部までオゾンが 浸透した状況 |
◆ 結論
茎を半分にカットした程度ではオゾン処理後にハンマーで砕いた時にぬめりが生じてくるが、
茎をハンマーで軽く砕いてからオゾン処理した場合は茎の内部のぬめり成分は発生しない。
◆ 考察
茎を半分にカットした程度ではオゾン水は内部の繊維まで浸透しないため、処理後に茎をハンマーで砕いて繊維状にした時にぬめりが生じてくるが、オゾン処理前に茎を軽くハンマーで砕いて繊維を表面化させた場合は茎の内部までオゾン水が浸透したことで内部のぬめり成分を分解したと考える。
今回の実験ではオゾン水洗浄でぬめり成分を分解できる可能性が判明したが、実際の繊維抽出工程でどこまで分解できるかはさらなる実験が必要となる。











