オゾン分解による各種飲料の脱色
◆ 課題
FILE180でオゾンによるコーヒーの脱色を紹介しましたが、追加で各種飲料についてもオゾンによる脱色の可能性を評価しました。
◆ 実験方法
・各種飲料をビーカーに投入して水中ポンプとエジェクタを用いてオゾンガスを混合する
・1分間のオゾン処理による飲料の色の変化を目視にて評価する
・今回実験した飲料は、紅茶、麦茶、ドリップコーヒー、インスタントカフェラテ、コーラ
そばつゆ、ウスターソース、豆乳の8種類を用いた
◆ 実験ユニット
◆ 実験結果
◆ 結論
脱色効果の差はあるが、1分間のオゾン処理により全種類について脱色できた。コーヒーの時と同様にオゾン処理により溶存成分が反応して活発な発泡が発生する。
上記のように1分間の処理では脱色効果が弱かった紅茶について、追加実験としてかなり濃い紅茶を用いて少し長い時間で処理をした結果、8分間でかなりの効果効果を確認した。