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123

きのこ殺菌における排気の脱臭実験

◆ 課題

FILE118で紹介した”きのこ殺菌での排気脱臭”に興味を示した企業より、その企業の蒸気排気でも同様の効果が得られるかを実験してほしいという依頼があり、評価を実施した。

◆ 実験方法

蒸気排気ダクトの排水を三角フラスコに入れ100℃で湯銭し、そこに空気を吹き込むことにより、臭気成分を強制揮発させる。
その排気を別の三角フラスコに供給し、オゾンと反応させることにより分解効果を確認する。
さらに水中バブリングさせることによる除去(吸着脱臭)効果を確認する。
※ オゾンと水中バブリングによる脱臭効果は当社アクアオゾンシステムと同じ効果を得る。
参考情報として、オゾンなしの水中バブリングのみによる除去効果も確認する。

脱臭効果の確認は、臭気をにおい袋に回収し、嗅覚を用いた臭気簡易評価法(二点比較式臭袋法)による臭気濃度の測定結果を用いて評価する。参考としてニオイセンサによる測定も実施する。

 

脱臭実験装置

実験装置

◆ 実験結果

 

100℃湯煎で揮発
臭気風量 6L/min
嗅覚評価
臭気濃度

ニオイセンサ
LEVEL値

脱臭効果 備考
原臭気 5000 870 強烈なにおい
5ppmオゾン分解 4500 840 10%
水中バブリング 1000 520 80%
オゾン+バブリング 500 430 90%

 

◆ 結論

きのこの殺菌蒸気の臭気成分に対して、当社のアクアオゾン脱臭システムを用いることにより、
90%程度の脱臭効果を達成できると考える。

アクアオゾンシステムにおけるオゾン濃度は排気に対して5ppm以下が適切と考える。
10ppmとしても大きな脱臭効率の改善は見られなかった。

◆ 考察

実際の排気における臭気濃度が16,000を超える結果であるのに対し、今回の実験における排水を加熱して強制的に臭気を揮発させた場合の臭気濃度は5,000であった。
ただ、過去の類似施設の排気に対する実験結果およびシステム導入後の状況から考えて、臭気濃度が高い排気に対しても同等レベルの脱臭効果は得られると判断する。