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オゾンラボ

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159

金属処理工程の排気脱臭実験

◆ 実験課題

金属処理工程における表面処理剤などから発生する臭気に対して当社のアクアオゾンによる脱臭効果を評価する。

◆ 実験方法

既設の排気ダクトより臭気を吸引し、下記項目の実験による評価を実施する。

・ダクトより吸引した排気の臭気を測定する(原臭気)
・排気に所定濃度のオゾンを混入した後の臭気を測定する(オゾン脱臭)
・排気を水処理タンク内で水中バブリングした後の臭気を測定する(水吸着脱臭)
・排気にオゾンを混入した状態で水中バブリングした後の臭気を測定する(アクアオゾン脱臭)

現地での要望として、既設脱臭装置であるスクラバ後の臭気も測定する(既設脱臭)

脱臭効果については、におい袋に回収した臭気を用いて嗅覚による臭気簡易評価法(二点比較式臭袋法)で臭気濃度を測定し、その結果を用いて下記式にて算出する。

脱臭効果=1-( 脱臭後の臭気濃度÷原臭気の臭気濃度 )

実験フロー

◆ 実験結果

項目 臭覚による臭気測定 備考
臭気濃度 脱臭効果
原臭気 100 臭気強度3.5レベル
オゾン脱臭 40 60%  
水吸着脱臭 30 70%  
アクアオゾン脱臭 15 85% 臭気強度2.5レベル
参考)既設脱臭 50 50% 臭気強度3.0レベル

◆ 結論

今回の排気に対してアクアオゾンシステムにより85%以上の脱臭効果を得ると判断する。