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オゾンラボ

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産学協同研究について

奈良工業高等専門学校との協同研究に関して、研究の意義が認められ関西アーバン銀行の補助金制度に採択された研究内容を紹介します。

関西アーバン銀行の補助金制度賞状

◆ 研究ポイント(何のために研究するのか?)

環境にやさしく、作業者に安全、安心の消毒方法を確立することを目的とする。

◆ 何を研究するのか?

農作物栽培において、オゾン殺菌による害虫対策の可能性を研究する。

◆ 研究成果がどのように貢献するのか?

・生産者の薬品取扱いや劇物管理における危険をなくす。
・農園周辺地域への農薬被害のリスクを排除する。
・農薬の過剰使用による土壌汚染を防止する。
・オゾンによる野菜成長の活性化や収穫期間短縮も期待できる。

◆ 研究内容と実行シナリオ

[ハード面に関する研究計画]

・オゾン消毒技術の評価システムを試作する。
・消毒に適切なオゾン制御を実験する。
・実際の野菜栽培において効果を実証する。
・農業センターの協力によりビニールハウスでテストを実施する。

[ソフト面に関する研究計画]

・消毒に必要なオゾン量と効果持続性を評価する。
・オゾンによる土壌や微生物への影響を調査する。
・オゾンと肥料との相互作用を化学分析する。
・オゾンによる収穫期間短縮の可能性を調査する。

オゾン制御を実験しているビニールハウス

◆ 研究課題

・成虫の害虫をオゾンにより死滅駆除することは困難です。
・害虫の卵を殺菌することで被害拡大の予防効果を実証する。
・1年間の研究でどのようにして信頼性の高い結果を得るかがポイントとなる。

害虫に喰われてる野菜